50代介護職で夜勤がきつい…48歳まで夜勤をした私が考えるこれからの働き方
俺も夜勤が好きでやっていたわけじゃないよ。でも介護職として働いていると、給料のことを考えて夜勤に入っていた時期が長かったんだ。
私は30代で介護の仕事を始め、48歳まで夜勤をしてきました。
長い夜勤では月8回ほど、短い夜勤では月10回を超えることもありました。
そして50歳を目前にした今、
と聞かれたら、私はやらないと思います。
だからといって、「50代になったら夜勤はやめた方がいい」と言いたいわけではありません。
夜勤には夜勤手当がありますし、明けの時間をうまく使えるなど、私自身「これはいいな」と感じていた部分もあります。
一方で、年齢を重ねるにつれて、自分が仕事に求めるものは変わりました。
- 48歳まで夜勤をして感じたメリットときつさ
- 長い夜勤と短い夜勤で何が違ったのか
- 私が夜勤で一番きついと感じた時間帯
- 50歳目前の今ならどんな働き方を選ぶか
- 夜勤なし・日勤のみで介護職を続ける選択肢
- 50代で正社員と派遣をどう考えるか
この記事では、48歳まで実際に夜勤をしてきた私の経験をもとに、夜勤の良かったところも、きつかったところも隠さず書きます。
「夜勤がきついなら介護職を辞める」という話ではありません。
- 夜勤の回数を減らす
- 日勤だけで働く
- ケアマネとして働く
- 派遣で勤務条件を変える
介護の経験を活かしながら、働き方そのものを変える方法もあります。
50代になって夜勤がきついと感じ始めた人が、「これからどう働こうか」と考える材料になればうれしいです。
私は48歳まで介護の夜勤をしてきた
介護の仕事を始めたのは30代です。
そこからさまざまな介護現場を経験しましたが、介護職として働いていた時期はかなり夜勤に入っていました。
理由はシンプルです。
もちろん、職場の勤務体制もあります。
ただ、私の場合は「夜勤をやりたい」というより、収入を考えると夜勤に入った方がよかった、というのが実際のところでした。
長い夜勤と短い夜勤はかなり違った
私はこれまで、長い夜勤と短い夜勤の両方を経験しています。
- 16~18時間ほど拘束される長い夜勤
- 1回の勤務時間が短い夜勤
長い夜勤の場合、私の感覚では、
という3日間がひとまとまりでした。
夜勤に入った翌朝に仕事が終わり、その次の日が休みです。
一方、短い夜勤では、
という感覚でした。
明けの日が実質的に休みとして扱われる勤務だったため、1回の勤務時間は短くても夜勤の回数自体は多くなります。
私の場合、多いときには月10回を超えることもありました。
今見るとなかなかの勤務だった
当時の勤務表を思い出すと、こんな並びもありました。
入り
↓
入り
↓
入り
↓
休み
↓
日勤
↓
入り
↓
入り
↓
入り
↓
休み
今の自分なら、
となりますが、当時はそれで働いていました。
30代のころと、50歳を目前にした今では、同じ勤務表を見ても感じ方がまったく違います。
だから私は、「50代なら夜勤は月○回まで」といった決め方はしません。
同じ夜勤でも、働く環境によって負担はかなり違うからです。
- 夜勤の勤務時間
- 実際に休める時間
- 夜間の職員体制
- 利用者さんの状態
- 通勤にかかる時間
- 夜勤後に疲れがどれくらい残るか
大切なのは、夜勤の回数だけではなく、その勤務を続けたときに自分の生活がどうなるかだと思っています。
夜勤を終えても疲れが抜けず、休日の大半を寝て過ごしてしまうなら、勤務回数だけを見ても実際の負担は分かりません。
反対に、夜勤との相性がよく、明けの時間をうまく使える人もいます。
私自身、若いころは後者でした。
夜勤は悪いことばかりではなかった
ここまで読むと、
「よほど夜勤が嫌だったんだな」
と思われるかもしれません。
でも、そうでもありません(笑)。
特に30代のころは、長い夜勤ならではのメリットも感じていました。
明け+休みが「2連休」のように感じた
長い夜勤が終わった日の朝。
当然、その日は勤務終了です。
そして翌日が休みなら、時間の使い方にはかなり自由がありました。
- 役所など平日の用事を済ませる
- 帰宅してゆっくり休む
- 翌日の休みを丸々使う
- 元気があれば明けの日から出かける
30代のころはまだ元気だったので、夜勤明けの夕方から出かけ、そのまま翌日の休みまで使って遊びに行ったこともあります。
感覚としては、
みたいなものでした。
もちろん、夜勤明けは正式な休日と同じではありません。
あくまで、私が当時そう感じていたという話です。
夜勤がないと1週間が長く感じることもあった
これも夜勤を経験した人なら、分かる人がいるかもしれません。
日勤だけが続くと、
「まだ水曜日か……」
みたいに感じることがありました(笑)。
夜勤が入ると、勤務の区切りが大きく変わります。
入り、明け、休みと進むため、私の場合は1週間が早く過ぎるように感じていました。
ただ、夜勤明けの使い方と、夜勤そのものが楽かどうかは別の話なんだよ。
夜勤には、私にとってメリットもありました。
だから「夜勤=きついから悪い働き方」と単純には考えていません。
- 夜勤手当で収入を増やせた
- 明けの日に平日の用事を済ませやすかった
- 明け+休みを長く使える感覚があった
- 勤務の区切りが大きく、1週間が早く感じた
ただ、年齢を重ねるにつれて、夜勤明けを楽しめることよりも、夜勤そのものの負担を強く感じるようになりました。
夜勤には、収入面や明けの使いやすさなどのメリットもありました。
だから私は、夜勤そのものを否定するつもりはありません。
それでも50歳を目前にした今、自分で働き方を選べるなら夜勤は選ばない。
これが、48歳まで夜勤をしてきた私の現在の答えです。
私がきつかったのは夜中より明け方だった
私が夜勤で一番きつかったのは、意外にも「夜中」ではありませんでした。
むしろ、
です。
最後の巡視や排泄介助が終わり、起床介助が始まる。
そこから早番が来るまでの時間。
朝食が始まり、記録も終わらせなければならない。
私にとっては、ここからが夜勤最後の山場でした。
私が夜勤で一番きつかったのは「明け方から朝」だった
夜勤というと、「夜中ずっと眠気と戦っている」というイメージがあるかもしれません。
もちろん眠い時間はあります。
でも、私が長い夜勤で一番きつかったのは、夜中ではありませんでした。
夜勤も終盤に入り、「あと少しだ」と思い始めるころです。
ところが、ここから一気に忙しくなります。
朝5時を過ぎると最後の山場がやってくる
私が経験した施設では、朝5時を過ぎたころから最後の巡視や排泄介助を行い、その後は起床介助へと移っていきました。
夜中に少し落ち着く時間があったとしても、朝になると状況が変わります。
- 最後の巡視や排泄介助
- 起床介助
- 着替えや整容などの支援
- 朝食の準備
- 朝食の配膳や食事介助
- 下膳
- 口腔ケア
- 居室への誘導
- 臥床介助
- 必要な利用者さんの排泄介助
- 夜勤帯の記録を仕上げる
- 日勤者へ申し送りをする
施設によって業務内容や時間は違いますが、私が働いていた現場では、だいたいこんな流れでした。
こうして並べてみると分かりますが、朝食を出して終わりではありません。
むしろ、
というのが、私の夜勤でした。
しかも、この時間になると眠気もかなり強くなってきます。
「夜勤がもうすぐ終わる」という気持ちはある。
でも仕事はむしろ増えていく。
もうすぐ終わるんだけど、そこから起床介助や朝食が待ってるからね。
私にとっては、夜中よりこの時間帯の方がずっと大変でした。
早番が来ると「援軍が来た!」と思った
そして朝7時ごろ。
早番の職員が出勤してきます。
あの瞬間は今でも覚えています。
という感じでした(笑)。
夜勤中は、自分たち夜勤者で利用者さんの生活を支えています。
それが朝になり、早番が来る。
さらに日勤の職員、パート職員、看護職、事務職などが出勤してきて、施設全体が一気に昼間の体制へ変わっていきます。
人が増えてくると、「今日も無事に朝を迎えられたな」とホッとしました。
私はむしろ、その安心感が出てきたころに一気に眠くなることもありました。
夜勤中は、何かあれば対応しなければならないので、どこか緊張しています。
その緊張が朝になってほどける。
私の場合、その瞬間に眠気がドッと来ることがありました。
朝食が終わっても、まだ夜勤は終わらない
早番が来て、朝食を出せば一段落。
……と言いたいところですが、実際はそう簡単ではありませんでした(笑)。
食事介助が終わったら下膳。
その後は利用者さんの口腔ケアを行い、居室へ誘導します。
そして、食後に横になる利用者さんの臥床介助。
私が働いていた現場では、臥床したタイミングで数人の利用者さんの排泄介助も行っていました。
- 食事介助を終える
- 下膳する
- 口腔ケアを行う
- 居室へ誘導する
- 必要な人の臥床介助をする
- 臥床時に必要な人の排泄介助をする
夜勤も終盤なので、「あと少し」と思っている時間です。
でも実際には、利用者さん一人ひとりの介助が続きます。
これが私にとって、明け方から朝がきつかった理由の一つです。
もちろん、すべての利用者さんに同じ介助をするわけではありません。
自分で口腔ケアや移動ができる人もいれば、介助が必要な人もいます。
施設や利用者さんの状態によって朝の流れも違います。
ここで書いているのは、あくまで私が実際に働いていた現場での夜勤の一例です。
記録を書いても、まだ終わりではない
朝の介助が一段落すると、今度は夜勤中の記録を仕上げます。
夜勤中に何があったのか。
利用者さんの様子や必要な記録を残し、次の勤務者へつなげるところまでが夜勤です。
私が働いていたころは、最後の20分くらいで記録をまとめることもありました。
だから、夜間の比較的落ち着いている時間に書ける部分は少しずつ書いていました。
そうしておかないと、
起床介助から朝食、口腔ケア、居室誘導、臥床介助、排泄介助まで終えて、そのあと夜勤中の記録を全部まとめようとすると大変です。
ただし、
「よし、記録も終わった。帰れる!」
ではありません(笑)。
最後にもう一つ、大事な仕事が残っています。
最後は夜勤者から日勤者へ申し送り
私が働いていた施設では、夜勤者から日勤者への申し送りがありました。
夜間に起きたことや、利用者さんの状態、日勤者に引き継いでほしいことなどを伝えます。
- 夜間の利用者さんの様子
- 体調や状態に変化があった人
- 事故やヒヤリとしたこと
- 継続して確認してほしいこと
- そのほか日勤者と共有したいこと
もちろん、申し送りの方法や内容は施設によって違います。
口頭で申し送る職場もあれば、記録や申し送りノートなどを組み合わせる職場もあります。
ただ、私にとっては、
という感覚でした。
長い夜勤の最後に必要なことを日勤者へ伝え終える。
そこでようやく、
「よし、帰れる!」
です(笑)。
家に着いて緊張が切れたら、バタンキューってこともあったけどね。
夜勤中は、何かあれば対応しなければならないという緊張があります。
朝になって職員が増え、記録を書き、申し送りまで終わる。
そこまで来て、ようやくその緊張から解放されます。
私の場合、夜勤明けなのに妙に元気になることもあれば、家に帰った途端に一気に疲れが出ることもありました。
これも、長い夜勤をしていたころの思い出です。
夜勤の「休憩」は職場によってかなり違った
夜勤を考えるとき、勤務時間と同じくらい確認しておきたいのが休憩です。
私はいくつかの介護現場で夜勤を経験しましたが、休憩の取り方にはかなり違いがありました。
- 2時間ほどまとまって休めた職場
- 比較的落ち着いた時間を休憩のように過ごす職場
- 何かあればすぐ対応できるよう待機していた職場
ここは、求人票に「休憩○分」と書いてある数字だけでは分かりにくい部分です。
ただし、制度上の「休憩」については注意が必要です。
労働基準法では、労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を、労働時間の途中に与えることとされています。
また、休憩時間は労働者が自由に利用できることが原則です。
そのため、単に仕事がなくて待っているだけで、何かあれば対応しなければならない時間は、必ずしも法律上の休憩になるわけではありません。
- まとまった休憩を取れるか
- 休憩中に業務から離れられるか
- 休憩中も呼び出し対応が必要か
- 夜勤者が何人配置されているか
夜勤の求人を見るなら、「休憩○分」だけで判断せず、実際にどのように休憩を取っているのかまで確認した方がいいと思います。
労働基準法では、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩が必要です。
また、休憩は労働者が自由に利用できることが原則で、単に作業をしていない「手待時間」は休憩には含まれません。
ここは私自身、いろいろな職場で夜勤をしてきたからこそ、働く前に確認しておきたいポイントだと感じています。
50歳目前の今なら、私は夜勤を選ばない
48歳まで夜勤をしてきた私ですが、50歳を目前にした今、
「もう一度、夜勤のある働き方を選ぶ?」
と聞かれたら、答えはNOです。
ただし、
と言いたいわけではありません。
50代でも夜勤を続けている人はいますし、夜勤が自分の生活に合っている人もいるでしょう。
これはあくまで、私自身の働き方の話です。
年齢より「何を優先するか」が変わった
30代のころの私は、今より収入を増やすことを重視していました。
夜勤手当がつくなら夜勤に入る。
明けと休みを使って遊びにも行く。
それでよかったんです。
でも、今は仕事に求めるものが少し変わりました。
- ある程度安定した収入がある
- 無理なく続けられる
- 仕事だけで一日が終わらない
- 自分の時間を確保できる
若いころと同じ働き方を、そのまま続ける必要はないと思うようになりました。
これは「50歳になったから働けなくなった」という話ではありません。
むしろ、介護職として経験を積んだからこそ、夜勤以外の働き方も選べるようになったと思っています。
「夜勤をやめる」と「介護職をやめる」は別の話
夜勤がきつくなってくると、
「もう介護職そのものを辞めた方がいいのかな」
と考える人もいると思います。
でも、私はそこを一度分けて考えていいと思っています。
- 介護の仕事そのものが嫌なのか
- 夜勤がきついのか
- 今の施設の勤務体制が合わないのか
- 給料と負担が見合わないと感じているのか
ここが違えば、選ぶべき次の働き方も変わります。
夜勤だけが問題なら、介護業界から離れなくても選択肢はあります。
日勤中心の仕事を探す方法もありますし、経験や資格によってはケアマネとして働く方法もあります。
介護福祉士からケアマネを目指す場合の流れは、介護福祉士からケアマネになるには?受験資格や仕事内容の違いを解説で詳しくまとめています。
また、勤務日数や時間などの条件を優先するなら、派遣という働き方も一つの選択肢です。
私は現在、派遣という働き方も実際に選んでいます。
ただ、派遣にもメリットだけでなくデメリットがあります。
介護派遣はやめとけ?介護業界18年の経験から正社員との違いと働き方を考えるでは、そのあたりを実体験も交えてまとめています。
夜勤がきついからといって、介護職そのものを辞める必要があるとは限りません。
「夜勤をしない」
「夜勤を減らす」
「働く場所を変える」
「職種を変える」
まずは、このあたりを分けて考えてみると、自分に合う働き方が見つけやすくなると思います。
では、夜勤をやめたり日勤だけにしたりすると、収入はどのくらい変わるのか。
ここは50代で働き方を変えるなら、避けて通れないところです。
夜勤をやめると給料は下がる?
夜勤をやめようと考えたとき、私なら一番気になるのはここです。
「体が楽になるなら日勤だけで働きたい」
そう思っても、生活があります。
私自身、若いころに夜勤をしていた大きな理由の一つが収入でした。
介護職として働き始めた30代のころは、給料を少しでも増やしたくて夜勤に入っていました。
だから、
「夜勤がきついなら、やめればいい」
だけでは済まない気持ちもよく分かります。
でも「だから夜勤を続けるしかない」とは、今の俺なら考えないかな。
夜勤手当がなくなれば、その分だけ収入が減る可能性はあります。
ただし、同じ介護職でも給与は勤務先や雇用形態、資格、勤務時間、各種手当などによって違います。
今の職場で夜勤をやめた場合の給与だけではなく、日勤で働ける別の職場の給与も一緒に比べてみる。
私はその方が現実的だと思います。
まずは夜勤手当を抜いた給与を確認する
今の職場で夜勤を減らしたいなら、まず給与明細を見てみます。
- 基本給
- 資格手当
- 処遇改善に関する手当
- 夜勤手当
- その他の毎月支給される手当
夜勤手当が1回いくらで、月に何回入っているのか。
そこが分かれば、夜勤を減らした場合に収入がどの程度変わりそうなのか考えやすくなります。
ただ、私はここで終わらせません。
同じ介護福祉士でも、職場や雇用形態が変われば給与条件も変わるからです。
私の場合、派遣で時給1,670円だった
ここは平均や相場ではなく、実際の私たち夫婦の例を書きます。
私が介護福祉士として派遣で働く際の時給は1,670円。
妻も介護職として働いていて、初任者研修を持っている妻の派遣時給は1,530円です。
| 資格 | 雇用形態 | 時給 |
|---|---|---|
| 介護福祉士(私) | 派遣 | 1,670円 |
| 初任者研修(妻) | 派遣 | 1,530円 |
もちろん、これは私たちが実際に提示された条件です。
「介護派遣なら誰でもこの時給になる」という意味ではありません。
地域や資格、経験、派遣会社、勤務先などによって条件は変わります。
それでも私が言いたいのは、
ということです。
30代のころの私は、「給料を増やしたいなら夜勤」という感覚がかなり強くありました。
でも50歳を目前にした今なら、夜勤回数を増やす前に、
「日勤で、もう少し条件のいい職場はないか」
を先に探します。
今の職場を辞めるかどうかは、そのあと考えても遅くないと思います。
50代の介護職にはどんな働き方がある?
夜勤をやめると決めても、介護職を辞める必要はありません。
ここまで介護の仕事を続けてきた人なら、それまでの経験や持っている資格を活かせる働き方もあります。
| 働き方 | 特徴 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 日勤中心の介護職 | 介護現場を続けやすい | 夜勤の有無・勤務時間 |
| デイサービス | 日中の勤務が中心 | 送迎・勤務時間・休日 |
| 訪問介護 | 利用者宅を訪問して介護する | 移動・担当業務・勤務時間 |
| ケアマネ | ケアマネジメント業務が中心 | 専任・兼務・勤務体制 |
| 介護派遣 | 希望する勤務条件から探せる | 時給・契約期間・更新条件 |
「50代だからこの働き方がいい」と決める必要はないと思います。
大切なのは、
- 夜勤だけをやめたいのか
- 夜勤回数を減らしたいのか
- 正社員は続けたいのか
- 収入をなるべく維持したいのか
- 自分の時間を増やしたいのか
ここを自分の中で整理することです。
介護は続けたいなら日勤中心の職場を探す
利用者さんとかかわる介護の仕事そのものが嫌ではないなら、現場を離れる必要はありません。
日勤中心で働ける職場を探す方法があります。
たとえばデイサービスは、基本的に日中にサービスを提供する事業所です。
ただし、同じ介護サービスでも実際の勤務時間や仕事内容は事業所によって違います。
求人を見るときは、「日勤」という言葉だけではなく、実際の勤務条件まで確認した方がいいと思います。
- 夜勤は本当にないか
- 早番や遅番はあるか
- 勤務開始・終了時間
- 残業の状況
- 休日数
- 給与と各種手当
- 送迎などの業務があるか
同じ「夜勤なし」でも、自分に合うかどうかは別の話です。
だから私は、仕事内容と勤務時間まで見て決めます。
資格があるならケアマネという道もある
私は介護職だけでなく、施設ケアマネとして働いた経験もあります。
介護職とケアマネでは、仕事内容がかなり変わります。
ケアマネになると、ケアプランの作成や利用者さん・家族との相談、サービス事業所との連絡調整などが仕事の中心になります。
ただし、施設ケアマネの場合は介護業務を兼務する職場もあります。
そのため、夜勤を避ける目的でケアマネ求人を見るなら、
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、ケアマネジャーは夜勤・宿直を担当することはあまりなく、平日の日勤が基本とされています。
ただし、シフト制の事業所や、利用者さん・家族の都合によって夜間・休日に対応する場合もあります。
ここは私なら必ず確認します。
私自身が50歳目前の今、もし正社員を探すなら、
「夜勤回数の少ない介護職」
とあわせて、
「専任のケアマネ」
も候補にします。
介護福祉士からケアマネを目指したい人は、介護福祉士からケアマネになるには?受験資格や仕事内容の違いを解説も参考にしてください。
50代なら正社員と派遣、どちらを選ぶ?
これも「どちらが上」という話ではありません。
何を優先するかで変わります。
私自身、正社員として働いてきましたが、現在は派遣という働き方を選んでいます。
| 重視したいこと | 考えやすい働き方 |
|---|---|
| 長期的な雇用の安定 | 正社員を中心に検討 |
| 賞与や昇進 | 正社員を中心に検討 |
| 勤務日数や時間 | 派遣・パートなども検討 |
| 夜勤なしなど勤務条件 | 条件を指定して比較 |
もちろん、これは大まかな考え方です。
実際の給与、賞与、勤務条件、福利厚生などは求人ごとに違います。
もし独身だったら、私は正社員も探していたと思う
今の私は派遣という働き方を選んでいます。
ただ、これは、
「50代の介護職には派遣がおすすめ」
という意味ではありません。
今の私には、妻と一緒に進めている別の仕事があります。
そのため、生活に必要な収入を確保しながら、そちらに使う時間も残したい。
今の私には、その条件に派遣という働き方が合っています。
でも、もし私が独身で、これからも介護の仕事を中心に生活していくとしたら、選び方は変わっていたと思います。
- 夜勤回数の少ない正社員
- 日勤中心で働ける正社員
- 専任のケアマネ
- 経験や資格を評価してもらえる職場
賞与や雇用の安定を重視するなら、正社員には正社員の良さがあります。
一方で、勤務する曜日や時間などを重視するなら、派遣という選択肢もあります。
私の場合、40代のころは役職やその先のキャリアも意識していました。
介護会社によっては、介護職からリーダー、管理職などへ進むキャリアを用意しているところもあります。
でも、50歳を目前にした今は少し違います。
役職を上げることよりも、
「生活できる収入を確保する」
「無理なく働く」
「自分の時間を残す」
今はそちらを重視しています。
年齢だけで働き方を決めるのではなく、
「これから自分は何をしたいのか」
そこから逆算して働き方を選んでもいいと思います。
派遣について詳しく知りたい人は、介護派遣はやめとけ?介護業界18年の経験から正社員との違いと働き方を考えるで、私自身の経験も含めて詳しく書いています。
夜勤がきついなら、辞める前に求人を見てみる
ここまで読んで、
「やっぱり夜勤は減らしたい」
「日勤だけで働けるところがあるなら見てみたい」
と思った人もいるかもしれません。
私は、今すぐ転職すると決めなくても、一度求人を見てみるのはありだと思っています。
今の職場しか知らない状態だと、
「介護職を続けるなら夜勤をするしかない」
と思ってしまうことがあります。
でも、転職するかどうかを決める前に、まず自分の地域にどんな求人があるのか見てみる。
それだけでも比較材料になります。
- 日勤のみの求人があるか
- 週何日から働けるか
- 資格や経験が給与にどう反映されるか
- 今の給与とどのくらい違うか
- 無理なく通勤できる範囲か
条件を見た結果、
「やっぱり今の職場で夜勤を続けよう」
となるかもしれません。
逆に、
「この条件なら夜勤をやめても生活できそうだ」
となるかもしれません。
どちらでもいいと思います。
比較して、自分で選べる状態にしておくことが大切です。
夜勤を減らしたい、日勤中心で働きたい人は、介護専門の求人サービスで条件を確認してみる方法もあります。
週3日OK・日勤のみのお仕事多数!
介護専門求人サイトかいご畑
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※求人の内容や募集状況は、地域や時期によって異なります。
まとめ|夜勤をやめても、介護職までやめなくていい
私は30代から48歳まで、長い夜勤も短い夜勤も経験してきました。
夜勤手当が欲しくて夜勤に入り、明け+休みを楽しんでいた時期もあります。
だから、夜勤そのものを否定するつもりはありません。
それでも50歳を目前にした今、
これが私自身の答えです。
- 夜勤には収入面や明けを使いやすいメリットもある
- 私が一番きつかったのは夜中より明け方から朝だった
- 夜勤の負担は勤務時間や休憩、仕事内容によっても変わる
- 夜勤をやめても介護の仕事を続ける方法はある
- 日勤の介護職、ケアマネ、派遣など選択肢は一つではない
- 正社員か派遣かは、自分が何を優先するかで考える
50代になって夜勤がきつくなったとき、
「もう介護職は無理かな」
とすぐに結論を出す必要はないと思います。
介護の仕事そのものが嫌なのか。
夜勤がきついのか。
それとも、今の職場の働き方が合わなくなったのか。
まずは、そこを分けて考えてみる。
そのうえで、これまで積み重ねてきた経験を活かせる働き方を探してみても遅くありません。
よっしーからひとこと
今はもう、「夜は寝たい」が一番です。
でも、夜勤が悪いとは思っていません。
自分の年齢や生活が変われば、働き方が変わるのも自然なことだと思っています。
介護を長くやってきたからこそ、「今までと同じ働き方」にこだわらなくてもいい。
私はそう考えるようになりました。
【監修・執筆】よっしー
介護福祉士/介護支援専門員(ケアマネジャー)
介護業界18年。介護職として10年以上の現場経験を持ち、施設ケアマネジャーとして約5年勤務。老人ホーム入居相談員として、本人・家族の施設探しや入居相談にも携わる。
介護現場・ケアマネ業務・老人ホーム相談の実務経験をもとに、制度だけでは見えにくい介護のリアルを、本人や家族の目線に立って分かりやすく発信しています。



